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過去の因縁を知り、前に進むことが叶いました。

私は4人姉妹の長女。妹たちは皆、結婚して、甥っ子姪っ子が成長する中、私は38歳なのにまだ独り身……。そんなとき、脱婚活を果たした知人から勧められたのが、こちらの王寺院だったのです。電話占い？霊感？最初に聞いたときは、まったく結婚が叶うイメージは湧きませんでした。

霊視を終えた先生が単刀直入に、私自身にさほど結婚願望が無いことを指摘したのです。そんなことは…と反論しようと思ったのですが、あらためて指摘されると妹たちの家庭を羨ましがることもないですし、子どもを早くという気持ちも薄い自分に気付かされました。

「あなたの心の声を聞かせてもらいましたが、結婚して家族を、という関係よりも互いに支え合いつつ、あまり踏み込むこともないパートナーが欲しいと思っているようですね」

「そうです、親が亡くなってしまうと、まったくの1人、結婚生活に夢を見るとはちょっと違うのですが」

「実はあなたを霊視したところ、数代前に巫女をされていた女性の姿が見えました。巫女とは神に仕え、神の声や力を人々に伝える存在です。我々のような「いたこ」もその役割を賜っております。また、あなたは介護系のお仕事をされているのでは？それは人々を助ける巫女の血の影響とも言え、同じように1人で本家に残り、ご両親のお世話をしていることも巫女の血の力とも言えるのです。人のため気付かぬうちに力になろうとしてしまう、奉仕の心ですね」

「でも、私の家は神社じゃありませんし、先祖の話を聞いても神社とか巫女って聞いたこともないですよ」

「巫女の力は先祖代々ばかりではありません。元々、巫女の血筋を前世から持ってきた方なら年齢は関係ありません。血筋と申しましたが、それは現世から見た血筋ではなく、あなたが前世、前前世、それより過去でも巫女であったことを示し、実は過去のあなた自身もずっと独身だったのが見えるのです」

そんな前世に関する言葉を鳴夜先生から聞かされたときは、ちょっと絶望にも似た気持ちになりました。

「じゃあ、これから先も私は独身人生なんですか？」

「いえ。あなたはもう充分過ぎるほど神様に仕えてきました。巫女として従順する仕事や人生を送られていますが、神様からの贈り物でしょう、パートナー、夫となるべき人が現れます、前世で神主として出会っている方です。また、女児をもうけられます。ご結婚されるのですよ」

私はこの先１人ではないことにホッとしました。また先生はこう続けられました。

「ご結婚されても、ご出産されても、あなたの霊的エネルギーは保たれたままです。霊障にも合わず、邪霊も寄せ付けません。とても稀有な方です。巫女として生きる人生に巡り合わなかった、これもまた「神様からの贈り物」です。まずは近くの神社、氏神様を参拝され、日頃の感謝をお伝えください。神様が「ああ、君か」と再確認されることでしょう」

鳴夜先生からそんな風なアドバイスもいただき、その日のうちにさっそく一番近くの神社を参拝しました。職場とは反対方向でしたが、呼ばれるように鑑定以降も毎日足が向き、手を合わせること数週間、職場に一目で強いオーラを感じる方が着任。私は「この人だ」と直感的に思ったのでした。強い霊力を持つ先生とお話ししてからというもの、私はなんとなく霊的なものを感じるアンテナが敏感になったようでした。事実、彼とはごく自然体で急接近して、不思議なくらい意気投合。支え合って一緒に生きていく、そう約束を交わす関係にまで今、発展しています。

【茨城県土浦市 女性 38歳 職員 上条万紀様】