恋愛

妻失格の女性から、彼を奪い取ることに成功しました。

わたしが今お付き合いをしているのは同じ部署の男性、そして彼には実は奥さんがいます。結婚7年、年々だらしなくなっていく奥さんのあまりの醜態に、彼はもうやり切れない、と言ってわたしとの交際スタートとなりました。

「あなたは彼と結婚したい気持ちを持ちつつ、本当にこのまま進んで行って良いのかといった気持ちもやや見えますね。」

彼とは愛し合っているとは言え、世間的に見れば不倫関係。その未来が見えない不安もあり、相談したのが王寺院だったのです。霊能者の真秘乃先生は、わたしの心の内を言い当てました。

「彼の奥様は金銭面もだらしないようですね。また、依存しすぎてご主人への感謝も忘れています」

彼の仕事は土日にも及ぶことがあり、また毎晩遅いのに奥さんは夕飯の用意をせず先に寝てしまう…。彼の日課は会社帰り「弁当」を買ってくること。

「そうして月日が経つうち、彼女は、せめて起きて出迎えることも、行ってらっしゃい、も言わない自分に気づかずノホホンとしているのです。自分が安全ならいい、と、ご主人の健康面も心配しない。だらしなさは邪な心を生みますし、それを好物とする邪霊を呼び込みます」

「どうしたらいいですか？ 彼女が改心するなんて思えない」

「彼女の依存体質は元々のもので、わたくしも真摯に現実と向き合わない方に力をお貸ししません。辛抱し続けたご主人は妻の邪霊のせいで体調を崩しがちです。一刻も早く彼を救い出し、あなたと確実かつ深いご縁を結びましょう」

先生がそう言って、唱え始めたのは（後で訊いたところ）イタコの伝統的な祭文だとか。不思議な雰囲気のまま、鑑定は終了を迎えました。

数日後、彼からメールが！？そのメールの内容は、近々他の部署への異動が決まったとのこと。

（えっ？ それって遠くなることなんじゃ…）

けれども続きを読むと、こんなことが書かれていたのです。

「これで、同じ社内でも結婚できるよ、同じ部署はダメだからね。妻とは離婚、もう疲れた。君といると勇気とかやる気とか、なんだろう、優しい元気がもらえる、これからも君の手料理を食べさせてくれないかな？」

わたしはいつからか流れていた涙を拭い、すぐに先生へ感謝の電話をしました。

「先生、こんなにも早くすべてが動くなんて夢のようです」

「わたくしは霊視し、彼の意識を強くさせ、除霊しただけですよ。あなた方もまた強い意識、意志を持っていたから、流れが早かったのです。あなたからのお電話がすでに強い意志です。お二人はすぐ離婚へと到るでしょう」

そして最後に先生はこう言われました。

「奥さんは1ヶ月以内に私の元へお電話くださいます。実は彼を除霊した際、彼女にも変化をもたらしたせいでしょう。彼女のことは気にせず、あなたがたは末永くお幸せに」 その半年後、わたしたちは結婚しました。

【岡山県津山市 女性 31歳 会社員 山浦志津江様】