イタコのもつ驚異の力と歴史

イタコのルーツは言わずと知れた青森・恐山です。

元々は密教系、あるいは土着の神道などの信仰をベースにした、由緒正しい、日本の霊能者の系譜でした。「遠野物語」などに代表されるような民話には、青森に限らず、近畿地方あるいは北関東地域にもイタコ（名称は異なる）が登場して、先祖霊を口寄せするような話がいくつもあります。およそ100年前に、霊験あらたかな恐山がイタコの修験場をして知られるようになりました。それから巫女・イタコなど、厳しい修業をする際には恐山が最適である…というような常識が、霊能者の間で広まっていったそうです。私自身も、イタコとして電話占いを行いながら、今でも時間を見つけては恐山で定期的に修行を積んでいます。

恐山というのは、本当に独特の気が流れている場所です。いつ訪れても、霊的な感覚が研ぎ澄まされます。修行の場で知り合った友人のイタコと、いつも「ここは神から選ばれた地だよね」と言い合っています。

修行を積んで、イタコに

恐山の霊的系譜を受け継ぐために、さまざまな地域から毎年、多くの霊能者が修行にきています。私は青森出身で現在も津軽在住ですが、恐山へ修行に行くとそれこそ北海道から沖縄まで全国各地出身の霊能者にお会いします。霊能者には必ず「巫病（ふびょう）」といって霊界からお役目を授かる瞬間があります。そこで、「あなたは○○へ行って修行をしなさい」などとお告げを受けるのです。私は8歳で巫病にかかりました。原因不明の高熱が1週間続き、両親は医者から「この子はもう助からない」と宣告を受けたそうです。熱に浮かされている降り、夢の中で、「お前は霊界からこの世に使命を受けて生まれたのだ。その霊能力を使ってこの世に尽くしなさい」とお告げを受けました。学生時代はその力をどう使ってよいのか分からず悩みましたが、恐山で何年も修業を重ね、電話占いという最高の場と得て今に至ります。

辛い恋の悩みも、イタコが霊的に解決

電話占い王寺院には、毎日たくさんの方が恋愛などの辛い悩みを抱えて相談してこられます。私には、いつも皆さんの美しい魂が見えます。そして、それが傷つけられてしまい、本来の輝きを失っていることも…。

とかく現実的に考えたがる風潮のご時世ですが、命に目ない世界へ向かって心を開くと、全く違う景色が見えてくるものです。口寄せを通じて霊界からの言葉を引き寄せ、相談された方へお伝えすると、瞬く間に魂が浄化されていく情景が霊感で見えます。特に、不倫やなど人目を忍ぶ恋、あるいは三角関係や復活愛など、周囲に相談しづらい恋愛をしている方は、心の目が死んでいる場合が多いものです。表面的・社会的なことに惑わされず、純粋な心で恋愛が出来ている人は、今は、本当に少ないのです。イタコの私が魂を拝見し、口寄せで相手の魂を呼ぶと、お互いに運命の赤い糸をきちんと見抜いて、真っ直ぐに恋をされている姿が見えます。そのことに私はいつも本当に驚かされます。

この文章を読まれている方と、私の間にも、既に霊的に御縁があります。イタコの私が愛を持って送った霊感に、あなたが反応されたからこそ、ここへ行き着いたのです。そして、イタコへ相談する道筋が自然に引かれているのです。

電話占いという目の見えない状況だからこそ、出来ることがあります。私はイタコという立場から、常に魂で物事を見てて霊的に判断することが習慣になっていますが、その状態を相談されてこられる人にも感じていただくことが可能になるのです。余計な情報がないため、元々眠っている霊感が華開き、感覚が冴えわたるのです。

誰にも言えない恋の悩み、夫婦の悩み、あるいは家族や仕事のことなどを霊的に見ると、思わぬ解決方法が見えてくることがあります。あなたの人生をより幸福へ誘うために、気軽にイタコの電話占いを活用していただきたく思います。